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UGNセントラル

組織構造

FANGは支部自体そして各支部から構成された組織全体を、ネットワーク型複合構造によって構築しているが、UGNセントラルはFANGがUGNに加入する以前の構造を継続しており、ピラミッド型構造によって組織を構築している。

これは、中枢評議会をトップとして、UGN本部、各国UGN首都支部、各首都支部傘下の小支部によって構成されるものであり、トップの意思がスムーズに全体作用するという、統率された組織力が長所となっている。

その反面、上層に位置する一部が機能不全に陥った場合、その下部に当たる全てが昨日不全になるという脆弱さを持っており、また、何らかの状況に対応する際、上層による確認と上層からの支持という一連のプロセスに多くのタイムロスが生じる点も看過できない。

事実、日本支部クーデターの際には一時的に日本に存在する全支部の機能が麻痺し、ファルスハーツの台頭を許すという形となった。

だが、霧谷雄吾による内部支配、トップである中枢評議会の派閥争いにより混乱が続いているとは言え、各国との深いコネクションと広い勢力圏を有するUGNセントラルは今尚、強力な組織と言えるだろう。


内情

現在、UGNセントラルは日本支部クーデターの影響が収まりつつあるとは言え、新たな問題に直面している。

その主な理由は、FANGの出現によるものよりも、UGNセントラル内部と中枢評議会そのものにある。 というのも、表面上は日本支部クーデター鎮圧の立役者であり、その後の混乱を収めた英雄である霧谷雄吾が、独断によるワンマン指揮を度々行なうために指揮系統のトップである中枢評議会の権力が弱まる形となり、また、中枢評議会自体も内部で光谷支持派、霧谷支持派、中立派、保守派、など様々な派閥に別れ争う形になっているが為に、末端の小支部やエージェントが組織の意向を確認しにくい状況となっているためである。

また、霧谷雄吾が自分の指揮圏である日本以外の支部に対しても干渉を行なうために、指揮系統そのものに乱れが生じている点も看過できない。 優良種による管理された世界を目論見、UGNをその管理者にせんとする霧谷雄吾のUGN掌握が進みつつあるのだ。

FANGとしばしば縄張り争いで対立するUGNセントラルだが、構成する多くの人間は、純粋に世界の現状を憂いている…